F1 KERS (運動エネルギー回生システム)

F1では来シーズンからKERS(運動エネルギー回生システム)を導入するそうです。

仕組みとしては、ブレーキング時にエネルギーをリアタイヤから回収し、回収したエネルギーを加速時に利用します。

回収したエネルギーは、電気的にはバッテリー、機械的にはフライホイール(の様なもの)を回転させて保存します。

電気的な仕組みはすでにハイブリッドカーに導入されています。

機械的な仕組みは市販車にはまだ導入されていないかと思います。でも、電気的な仕組みに比べ、メンテナンスが楽なのであれば市販車に導入される可能性もあるのでは?、と思います。

特に、市街地で運転するときにはゴー・アンド・ストップの繰り返しです。ストップの時に短期的にエネルギーを保存し、ゴーの時に利用できれば燃費も向上するはずです。

ところで、初めてKERSについて聞いたとき、どのようにエネルギーを保存するのかが分かりませんでした。

「ひょっとしてエネルギーをバネに貯めるの?」と思いましたが、「チョロQか!!」とつっこまれてしまいました(笑)。